Taiki M. ▮


🎓 孊郚生研究生掻を振り返る

入孊圓時から卒業完遂たで垞に【デヌタプラむバシヌ】を日々考えお過ごしおきた。

4幎間同じトピックを様々な芖点から芋぀める、面癜い期間だった。

自分自身が成長した郚分は倧きくないず思う。ただ、その過皋で觊れおきたものは今埌に぀ながるず考えおいる。

この蚘事は䞻に私が自分の生掻を振り返り、今埌を改善する目的で䜜成されたものですが、䞀郚には今埌、孊郚生で研究掻動を行っおいく方ぞのアドバむスも混じっおいる。 たた、私自身のプラむバシヌに配慮し、研究に深く関連する郚分にフォヌカスを圓おた蚘事である。

倧孊1幎生

コロナ犍で始たる倧孊生掻

講矩はオンラむンが䞻であった。 けれど、クラス党䜓での講矩は察面であった。 そのため、思ったよりも孊校に行く機䌚はあった。

途䞭、コロナがたた流行しだしお、䜓育がオンラむンになるなんおこずもあった。

色濃くなるFOSS信仰

䞭高生時代をApple信者ずしお生きおいた私だったが、 倧孊生掻を始めるタむミングから、私のLinuxの導入はずどたりを芋せなかった。 䞻な理由はやはりデヌタプラむバシヌである。 この決断がそれ以降の自由(Freedom)ぞの思想意識の開花に぀ながるこずになる。 ただ、この時点では、Manjaro→ Arch Linuxぞずスキルが身に぀いおいく感芚が楜しかった芚えがある。 特にオンラむンで講矩があり、家から出なくお良いずいう点が、Linuxの孊習の時間に貢献されおいた気がする。

割ずMental Outlaw氏ずLuke Smith氏の圱響は匷かったず考える。

CLIぞの異様な執着も生たれおいた。 軜量なWM1 にも憧れ、dwm2 ずいうなかなかに硬掟なWMにも手を出しおいた。 今考えるず、珟代の8GB以䞊のRAMリ゜ヌスがあるなかで、軜量なWMを動かすメリットずいうのは雀の涙ではあったかもしれない。 ただ、圓時䜿っおいたラップトップはMacBook 2017ずいう貧匱なハヌドだったのも起因するかもしれない。

これらの激動に準じお、私のBig Techなどに察する反発心は良くも悪くも育たれおいった。

デゞタルトラストぞの入団3

秋孊期前に、友人たちず入る研究䌚の話が出たずきに、デゞタルトラストに参加する人がいた。 そこから、デゞタルトラストを調べるず、デヌタのトラストずいう芳点で、プラむバシヌずも通ずるずころがあるず考えた。 そしお私はデゞタルトラストに参加するこずを決めた。

䞭高ずは違い、倧きなスキルギャップを感じる人達ず初めお目の圓たりにするタむミングだった。

倧孊2幎生: 過剰な自分の信念ずの戊い

ZKP4 ずの出䌚い

デヌタプラむバシヌに関わる研究をしたいず、研究䌚で盞談したずころ、先茩からPETs5 の存圚を教えおもらった。

圓時、私の頭の䞭で、フワッず存圚しおいた「ある゜フトりェアが悪いこずをしおいないず゜フトりェア開発者が利甚者に察しお蚌明する」こずを可胜にする、ずいうものがあった。

このゎヌルに最も関わりが匷そうなものがPETsの䞭にあった。ZKPである。

ZKPに関する同人誌プロゞェクトを発案するも消滅

先茩から、技術曞兞ずいう同人誌むベントの存圚を聞いた。 自分なりのZKPぞの勉匷や理解をうっすい本の圢にしようずいうプロゞェクトを提案された。 断る理由もなかったため、私は早速取り組んだ。 ただ、既存の本の二番煎じになるだけのような感芚が邪魔をしお、なかなか進たず結果的に自然消滅ずなっおしたった。なんだか残念だ。

やりたいこずの明確化ができたず、できない のゞレンマ

この時期に、ZKPぞの向き合いを皮切りに、自分がやりたいこずのビゞョンが少し明確になっおきおいた。 圓時の研究䞻題は以䞋だ。

昚今のコンピュヌタはテレメトリヌ・クラッシュレポヌトなど゜フトりェアの改善に必芁なものを含めお、様々な通信が行われるが、䞀郚の芪切蚭蚈な゜フトりェアを陀いお、それらの通信は知らぬ間に䞍明な内容で行われる。プラむバシヌポリシヌに蚀及があり、利甚者は同意するこずでプラむバシヌ問題を珟圚は解決しおいる。 しかし、「どのような内容が送信されおいるか」を利甚者に明らかにするこずを第䞉者゜フトりェアの存圚で匷制するこずができるのはnice to have である

特に

SBOM6で解決しない゜フトりェアサプラむチェヌンによる脆匱性発生ではない 補品がやる、ず蚀っおいるこず以倖のこずを無断でしおいる䟋

が自分の新芏性だず考えおいた。

圓時のスラむド画像

これに察しお研究盞談をさせおもらっおいたファカルティの方々には以䞋の提案をされた。

  • EDR (Endpoint Detection & Response)
  • Proxy (Reverse Proxy)

EDRに関しおは、確かに関連性はあった。ランタむムの監芖を行うずいう点においお。 Proxyは通信経路䞊で行う事ができるずいうのも魅力的であった。

以䞊に぀いおかなりの期間を䜿っお怜蚎したが、結果的にお流れずなった。

これらの採甚には根深い課題があったからだ。

コンセプトの厩壊

さらに蚀えば、アむデアの時点でコンセプトが厩壊しおいたこずも、埌に明らかになった。 OSSの誰もがAudit可胜な特性を、ランタむム䞊に適応できないだろうかず考え詊みたいず思っおいた。

しかしながら、ランタむムにおいおは、特定の条件(堎所や時間)をもずに゜フトりェアの動きが倉わるこずが垞である。 そのため、他人がAuditした内容が自分の環境に適甚される限りではない。

この指摘が研究の根幹を揺るがすきっかけずなった。

圓時の研究に察しお思うこず

eCapture(旁观者) 7 みたいな技術の存圚に気づいおいたら、もうちょっず発展の領域があったかもしれない。

情報法ぞの興味が出おくる

自分の研究の実珟可胜性は、゜フトりェアの開発者にも倧きく䟝存するずいうこずが刀明しおいった。 そんな䞭、やはり、䞀埋にある技術を実珟するには法埋・芏則の偎面ぞのアプロヌチも必芁になるこずを意識し始めた。 これは埌の新保研ぞの所属に発展しおいく。

倧孊3幎生: 雑食期間

新保研ぞ加入し、研究䌚の掛け持ちぞ

倧孊3幎生になった。すでに長い間同じ研究䌚に居続けたので、環境を倉えたいずいう気持ちがあった。情報の関連の法埋を知っおはいたが、詳しくなりたいず思っおいた私は、新保研ぞ加入させおもらうこずになった。

研究の芖点の倧幅な転向

私は、倧孊2幎生の終わりたで、消費者(ナヌザヌ)を守るずいう芖点で研究を続けおいた。 圓時も、䜕なら今もその気持ちは倉わっおいない。 ただ、぀い先皋曞いた通り、随分ず長い間同じ思考で同じ環境に居続けたので、ここらで䞀぀倧きく倉えたい。願わくば、研究に倧きな進捗も産めたらいいな。ずいう邪な考えのもず、研究の芖点を180床倉えおみるこずにした。 サヌビス提䟛者偎の芖点に立぀ずいうこずだ。

これず同時期に、今たで考えおきた研究テヌマは䞀床癜玙に戻しお(考え方ずしお残し぀぀も)いくこずも決断し。呚蟺分野のリサヌチから始めた。

【箞䌑め】幜霊化しかける

少しメンタルの話になる。 研究䌚の盞談に持っおいく進捗がなく、重い気持ちで盞談に行くこずも倚々あったなかで、぀いに若干行かない期間を䜜っおしたった。 盞談等もなしだったのでご迷惑をおかけしたなず思っおいたす。 私自身は、進捗がなくおも、「進捗ないっすヌガハハヌ」ずいう気の持ちようで臚むこずができる楜芳的な郚分はあったので、今考えるずちょっずびっくりではある。 原因ずしお考えられるのは、

  • 自分の研究テヌマの本質が䜕床盞談を繰り返しおも䌝わっおいない気がする
    • 蚀葉の衚珟などはいい䟋で、同じ単語を䜿っおいるのに党く違う意味合いで取られおいるこずが倚かったので、これに関しおは埌の掻動の䞭でかなり気を぀けるようになった。

特にやはり、䌝わっおいない気がするずいうのが繰り返されるず粟神的にキツむ事実に気が぀いた。 研究盞談の限られた時間であるずいうこずももちろんある。 加えお、盞談盞手(ファカルティ)は目䞊だし、自分よりも知識がある人のはずなので、ファカルティの人がたずめ䞊げるず、それっぜく聞こえおしたう。ただその反面、私の頭の䞭で描いおいるものずどうしおも違いを感じおしたっおいお、「ここを蚂正したら、たた議論がふりだしに戻っお時間が・・・」ずいう良くないサむクルに入っおいた。盞談圓時は玍埗したような玠振りをするが、䞀人の時間で熟考するずやっぱりなにか違う気がしおしたうのだ。 それを螏たえお、次の盞談回で結局のずころふりだしに戻っお議論を続けるこずになるので、そりゃあ進捗なんおあったもんじゃない。

  • 成功䜓隓に基づく、報酬系が圢成されおいない

私達人間は結局、報酬システムに瞛られおいる。 䞭高生時代、詊隓勉匷を頑匵る→テストで良い点が取れる→詊隓勉匷の評䟡ができる→次回のテスト勉匷に反映できる。 こんなサむクルを䜜っおいたから、そこそこ勉匷は取り組めおいた。

倧孊で研究ずいうものに初めお觊れお思うのは、この報酬システムを再圢成しなければいけないこずだ。 ただ、成功䜓隓ずいう報酬が論文を仕䞊げたこずのない私にはなかったため、具䜓的にどの郚分を倉えれば、進捗に぀ながるのかよくわからないずいうのが圓時の感芚だ。


もし、䌌たような境遇や、悩んでいる人が居たら、以䞋を参考にしおほしい。

  • 話す人を倉えおみる

    研究盞談の盞手はどうしおも限られる。 同じ人ず議論を深めるこずは、良いサむクルに入っおからでいいず思う。 私みたいに悪いサむクルの䞭にいる間は、話し盞手をずこずん倉えおいくべきだ。 ずいうより、ここは楜をしおほしい。 自分ず䌌たような䟡倀芳を持぀人を芋぀けお、その人に盞談するずすんなり䌝わったりしおすごい楜だ。 自分ず違う䟡倀芳を持っおいる人にプレれンするのは埌回しでいい。 ずりあえず、自分の䞖界芳ずそれを囲むフィルタヌバブルでいいから䜜っお、その䞭で実珟可胜性を怜蚎しおから、自分の䞖界芳の倖に出おいけばいいず思う。 最初から楜しおも・・・ず思うかもしれないけど、蟛くなっお研究をめっきりやめるよりは、倚分いい。

卒論のテヌマに぀ながるトピックを発掘

䞉幎生の秋。 良くも悪くも、卒論のテヌマを決めなければいけない段階になっおきた。

結論から蚀うず、「蚭定」に泚目した。

圓時なぜ、この着想を埗たかは明確な蚘憶がない。ただ、蚭定行為でミスったら、サヌビス提䟛偎がどんなにプラむバシヌに配慮した蚭蚈をしおも意味がない。それに、家族があたりにもデヌタプラむバシヌの蚭定項目に無関心であった。この2぀は間違いなくモチベヌションになっおいる。

倏䌑み䞭に、「Automating Privacy Decisions - Where to draw line」ずいうサヌベむ論文を芋぀けおオモシロむず思ったため、それを研究のベヌスずしお進めおいった。特にこの倏はIEEEの存圚を初めお知り(遅すぎるだろず今の私は怒っおいるぞ)、その参考文献矀を頌りに、結構な量の論文を持った気がする。これを倧孊1幎生の頃にやれおいたら・・・ず今でも埌悔するばかりだ。呚りのみんなは䞀䜓どこで先行研究を芋぀けおくるんだろう・・・ず本圓にその時たで䞍思議だった。前から呚蟺分野のリサヌチは行っおいたはずなのに、意倖ず研究ずいうのは私の人生で初めおのこずだったから、こういう圓たり前に気付けないこずが恐ろしい。

その䞭で登堎する機械孊習によっお、ナヌザヌのスマヌトフォンの蚱可蚭定を自動的に決定する技術に、コレだず感じた。

生成AI倧爆発

この時期本圓に熱かったのは生成AIの普及だ。 正盎、私を含めお割ずみんな、これは䜕でもできるじゃないか、ず感動しおいた頃だず思う。 そしお、先行研究ずの新芏性差分を䜜るために、機械孊習モデルを利甚するのではなくLLMを利甚しようずいう安盎な発想に至った。

卒論テヌマ発衚の䞉幎末にかけおは、これを䞻に取り扱うこずになる。

Androidを察象にアプリ毎のプラむバシヌ関連の暩限蚭定をLLM8に自動でいじらせるこずができるかずいうのも題材に発衚を行うべく、準備に取り掛かった。、発衚前なんかはこた぀に籠もっおすごい遅くの時間たでファカルティの方ず盞談させおいただくようなこずもあった。今思うず、信じられないくらい芪身な人達だったんだず実感しおいる。 ただ、身内でも色々なこずが起こっおいたこずもあり。実装は困難をきたした。 たずもな評䟡倀もずれず、案の定発衚では刺されたくり、その指摘も自分も同じ考えを持っおいたため、少し諊めようかずいう気分になっおしたった。

䜙談: NTT 瀟䌚情報研究所ずの出䌚い

新保研で出匵講矩に来おくださった、NTTの瀟䌚情報研究所の藀村あきこさんのお話は、倧孊生掻の䞭でもすごく印象に残っおいる。

䞀蚀でいうず、私ず倧孊生掻から課題暡玢の背景が本圓に䌌おいたからだ。ずいっおも私はペヌペヌで、圌女は瀟䌚的意矩のある掻動をされおいる玠晎らしい方であるため、比べるのもおこがたしいが・・・ そういう意味でも目指したいず思える人生の道筋だった。

䟋えば、藀村さんは孊郚生を法孊郚で過ごされ、その䞭で技術的な知識や研究の重芁さに気づき、修士をSFCで取埗しおいた。 私が、デゞタルトラストで技術研究をしおいお、デヌタプラむバシヌをやるには技術だけでは無理だ、法芏制もやらなければ、ず新保研に来たように、(順番は逆だが)他にもデヌタプラむバシヌを研究するならではのゞレンマの数々に共感がずたらなかった。

倧孊4幎生: 劥協しお良いず気づく

この1幎は、劥協に尜きる。 ずにかく、自分の自分ぞの期埅を劥協する。 私は、4幎も同じトピックを扱っおいるのだから、倧局なこずができる。そんなふうに思っおいた。 実際はそうではない。研究のセンスどうこうの話ではなく、たぁ、ペヌむドンで同じこずしおも早くできちゃう人もいれば異垞に遅い人だっおいるよねっお話。 生掻の䞭で䜕ず出䌚えるかずいうのは結局のずころランダム芁玠が絡む。 私はあたり、倖向きの人間ではないし、瀟亀は奜きじゃないから家からも出ない。 では、奜きでもないのに瀟亀の堎に出お、劣等感を感じながら優れた技術者に囲たれおいたら、状況は良かったのか これも正盎、どっち぀かずだっただろう。

楜しかった就職掻動はき぀かった

楜しいずき぀いは盞反するが、䞀緒くたにできる。 就掻はそんな䜓隓だった。

私が奜む思想や研究察象は、お金になりにくい。 少なくずも私はそう考えおいる。 デヌタセキュリティやプラむバシヌは利益を生み出す郚分ではなく、損倱のリスクを䞋げる郚分だからだ。

研究職はやめおおきたい、ずは考えおいた。 実䞖界の業務䞊の課題を盎芖しおみたいずいう欲求があった。

正盎、自分の_垂堎䟡倀_を芋限っおいお倧人しくデヌタセキュリティの職に぀こうず、考えおいた矢先に、新保研の就職案内でIIJ9の方がいらした。 IIJ9の存圚は知っおいたが、むンタヌネットのパむオニアのむメヌゞが匷く、プラむバシヌ重芖の私の思想ずは合わないず考えおいお、最初は話半分に聞いおいた。 しかし、パンフレットをめくっおいるず、ある項目が目に入ったのだ。 そこには「プラむバシヌ保護察応」ずあった。 実際の業務ず差異があるかもしれないので詳しくは曞かないが、そこから、就職先にするこずを本気で怜蚎した。 その埌も、面接などの前に改めおIIJ9を知る機䌚を䜜っおくださった人事の田䞭さんにはずおも感謝しおいる。

熱意は䌝わる

就掻ですごく感じたのは、熱意は䌝わる、ずいうこずだ。 IIJ9以倖にも、サむバヌセキュリティ関連の職に遞考をしたこずもあったのだが、どうしおも無理やり私がデヌタプラむバシヌの話からサむバヌセキュリティに寄せおいるような気がしおたたらなかった。そしお、そういう堎所は埀々にしおうたくいっおいない。 䞀方で、デヌタプラむバシヌずいう自分路線を遞考期間䞭貫くこずができる䌚瀟に察しおは、すごく自分をだせお楜しい時間だった。

やはり、やりたいず思っおいるこずには熱意を持っお将来像を語れるし、シンプルにここだ、埡瀟の事業のここをやりたいんだよず蚀えばダむレクトに䌝わる。 就掻に぀いお、小手先の技術を調べおいた私だったが、そんなのは、はなの圹にもたたない愚策だった。賢い逆質問を1週間で10個考えるより、䜕幎もかけお醞成された1個の熱意で、自分は売り出せる。そういう話だ。

だから、就掻においお、いろいろな䌁業からリゞェクトされるのはキツかった。ただ、奜きな䌁業に受かる、ずいうその䞀点においおはずおも楜しいず思える経隓だった。

卒論、そしお締めくくり

卒論に本栌着手できたのは、11月ずかなり遅かった。

成果物に劥協しおもいいから、自分の成長機䌚ずしお掻かそうず思いながら、䜜業しおいた。 前は卒論だから堅実にやろうず思っおいた。そこを逆に新しい挑戊を織り亀ぜながら、取り組む(Typst10を初めおの突貫で䜿っおみようずか、英語で曞いちたおうずか)。 正盎、卒論は恥ずかしくっお絶察に誰にも芋せたくないレベルだが、この取り組み過皋だったら、普通だったらこうやらないだろうみたいな工倫をたくさん織り亀ぜながら、成長の機䌚にさせおもらった。 執筆が遅くなろうが、関係ない。1回取りあえずなにか完成させなきゃいけない、ずいうのを口実に、いろんな郚分を冒険させおもらった。

さいごに

この孊郚生4幎間は、自分を改めお芋぀めるこずができお、すごくいい時間だった。埌悔ばかりだが、䞀切の無駄なく過ごさせおもらった。

改めおこんな機䌚を䞎えおくれた䞡芪・支えおくれた研究䌚のメンバヌ達には感謝しおもしきれない。ありがずうございたす。

私が远求したいず考えおいた、そしお今でも考えおいるデヌタプラむバシヌぞの取り組みは、今埌も䞀局力を入れおいきたい。 4幎以䞊やっおおも噛み応えのある非垞に良いトピックに出䌚えた。 情報技術よ、ありがずう。


  1. Window Manager ↩︎

  2. sucklessの䜜るWM ↩︎

  3. ちなみに、KGは研究グルヌプの頭文字ずいう掟閥が倚いが、実際には研究軍団の略らしい。そのため、入団ずいう衚珟が適切である(適圓) ↩︎

  4. Zero Knowledge Proof れロ知識蚌明 ↩︎

  5. Privacy Enhancing Technologies プラむバシヌ匷化技術 ↩︎

  6. Software Bill Of Materials 端的に蚀えば、゜フトりェアの成分衚瀺をするこず ↩︎

  7. capture SSL/TLS text content without a CA certificate using eBPF. https://github.com/gojue/ecapture ↩︎

  8. LLM(倧芏暡蚀語モデル)は生成AIのような蚀語パタヌンを利甚し、確率的な予枬を立おるこずを可胜にする機械孊習モデル。 ↩︎

  9. Internet Initiative Japan むンタヌネットむニシアチブは創業に村井玔も関わる日本の倧手むンタヌネット屋さん ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎

  10. Typstは文曞䜜成に甚いるこずができるプログラミング蚀語。Tyspt自䜓は割ずマむナヌな䞊、珟圚も開発途䞊であり、論文に甚いる䟋は少ない。でも、倧手ゞャヌナルず違っお卒論みたいに、レむアりトやらがゆるく蚭定されおいる堎では、いかようにもできるず思い、実隓的に取り入れおみたずころ、すごく䟿利で個人的におすすめなツヌルの䞀぀になった。 ↩︎